前の記事『「ギター永遠の初心者を脱する!」ためのクラシックギターソロ 有名曲5選』で楽譜を入手しました。この記事では、「ギター永遠の初心者を脱する!」ための無料で使える楽譜表示アプリをいくつかご紹介します。
ちなみに、当サイトの管理人は、ウィンクでページをめくることができる「Piascore」がお気に入りです。このアプリは、iPhone/iPadの他、M1以降のチップを搭載したMacでも使用出来るため、iPadとiMaに入れて愛用しています。
無料で使える楽譜表示アプリ
1. Piascore
Piascoreは、ピアノやギターなどの楽器演奏者向けに作られた、iPad/iPhone用の電子楽譜ビューアアプリです。そして、楽譜の閲覧だけでなく、練習や演奏に必要な機能が揃った便利なアプリです。また、従来の画面タップやフットスイッチに加えて、ジェスチャーでページをめくる機能があります。これは、演奏中に手が塞がっている場合などに非常に便利な機能です。
Piascoreの主な特徴
- 対応OS: iOS(iPhone/iPad/M1以降のチップを搭載したMac)
- 料金: 基本無料 (アプリ内課金あり)
- 楽譜表示: PDF形式の楽譜を取り込んで表示。
- 手書き注釈: 楽譜に直接書き込みが可能。
- 豊富な機能: メトロノーム、チューナー、録音機能など、演奏をサポートする機能が充実。
2. MuseScore (MuseScore Studio)
MuseScoreは、無料で使える高機能な楽譜作成ソフトウェアです。楽譜の作成、再生、印刷までを簡単に行うことができます。そして、Windows、Mac、Linuxなど様々なOSに対応しています。また、ピアノ譜やギタータブ譜など、ほとんどの楽器に対応しています。
MuseScoreの主な特徴
- 対応OS:Windows/macOS/Linux
- 料金: 完全無料で、機能制限もありません。
- 高機能: 音符入力、記号入力、レイアウト調整など、楽譜作成に必要な機能が豊富に揃っています。
- 使いやすさ: 直感的な操作で、初心者でも簡単に楽譜を作成できます。
- 豊富なファイル形式: MIDI、MusicXMLなどのインポート/エクスポートに対応しています。また、PDF、PNGなどの画像形式やWAVなどの音声形式で出力も可能です。
3. IMSLP
IMSLP(International Music Score Library Project)は、インターネット上(ウェブブラウザ)で無料で楽譜を閲覧・ダウンロードできるプロジェクトです。IMSLPに掲載されている楽譜は、主に著作権の保護期間が終了した作品です。そのため、無料で利用することができます。
IMSLPの主な特徴
- 対応OS: ウェブブラウザが動作するあらゆるOS
- 料金: 基本無料 (有料会員制度あり)
- 検索: 作曲家名、曲名の他、作曲年代、編成(オーケストラ、ピアノなど)、ジャンルなどで絞り込んで検索することができます。
- その他: 21 万以上のクラシック音楽の楽譜を無料で提供しています。そして、IMSLP のライブラリから楽譜を検索し、閲覧することに特化しています。
4. MobileSheets Trial
MobileSheets Trial(モバイルシートトライアル)は、Androidタブレット向けの楽譜表示アプリです。そして、紙の楽譜を持ち歩く代わりに、タブレットで楽譜を管理・閲覧したいミュージシャンにとって便利なツールです。Trial(トライアル)と名前についている通り、無料でお試しできるバージョンです。
MobileSheets Trialの主な特徴
- 対応OS: Android
- 料金: Trial 版は無料 (通常版は有料)
- 特徴: Android タブレット用の楽譜リーダーで、自動ページめくりや楽譜のインポート、メモ機能などがあります。
これらのアプリはそれぞれ特徴が異なります。MuseScore は幅広いジャンルの楽譜を閲覧したい場合、そして、IMSLP はクラシック音楽の楽譜を探している場合、また、Piascore は iPad での手書き注釈などを行いたい場合、MobileSheets Trial は Android タブレットで楽譜を閲覧したい場合におすすめです。
また、アプリではありませんが、U-FRET というサイトもおすすめです。14 万曲以上のギターコードを無料で閲覧できます。
上記の情報などを参考にして、ご自身に合った楽譜表示アプリを見つけてみてください。
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