2025年12月15日、フラメンコギタリスト”Teresa Jiménez”さんのインスタグラムに心惹かれるギターソロが投稿されていました。ブラジルのジャズと称されるショーロの「Tico Tico no Fuba」をダンス音楽のルンバ(Rumba)にアレンジした曲のようです。とても素敵な演奏でしたので紹介いたします。
Tico Ticoについて
「Tico Tico」についてGoogoleのAIチャットサービス「Gemini」に聞いてみました。その結果を以下に引用掲載します。
「Tico Tico(ティコ・ティコ)」は、ブラジルの有名なポピュラー音楽の楽曲です。
🎵 楽曲の主な特徴
- 正式な曲名: 『Tico-Tico no Fubá(ティコ・ティコ・ノ・フバ)』
- 作曲者: ゼキーニャ・ジ・アブレーウ(Zequinha de Abreu)
- 作曲年: 1917年
- ジャンル: ショーロ(Choro)。これは、ブラジルの器楽による大衆音楽で、速いテンポと細かなメロディー、そして哀愁を帯びた旋律が特徴です。
- 題名の意味: 「Fubá(フバ)」はトウモロコシ粉、「Tico-Tico」はブラジルに生息するスズメに似た小鳥を指し、題名は「粉の中の雀」という意味です。小鳥が餌をついばむ素早く軽快な動きを表現したような、ユーモラスでリズミカルな曲調が印象的です。
🌎 国際的な普及
この曲が世界的に有名になったきっかけの一つに、ディズニー映画への採用があります。
- **ディズニー映画『ラテン・アメリカの旅』(1942年)**の挿入曲として使用され、広く知られるようになりました。
- また、1947年の映画『コパカバーナ』では、ブラジルのサンバ歌手カルメン・ミランダが歌い、世界的な大ヒットとなりました。
今では、ラテン音楽のスタンダードナンバーとして、ピアノやアコーディオン、吹奏楽など様々な編成で演奏され、ダンスやフォークダンスにも使われる人気曲となっています。
「Tico Tico」の正式な曲名は、「Tico-Tico no Fubá」なんですね。
「Tico Tico」のギター演奏
「Tico Tico」は、ギタリストに人気の曲のようです。YouTubeで「ticotico guitar」でキーワド検索してみました。すると、数多くの演奏動画がヒットしました。ギターソロ、ギターデュオの他に2人の奏者が1本のギターを演奏する「4Hands」演奏もありました。以下に管理人のお気に入り動画を【掲載されているYouTubeチャンネル】と共に紹介いたします。
【 猪居 亜美 Ami 】
クラッシックギタリスト”猪居 亜美”さんのギターソロです。
- 猪居 亜美Ami Inoi – Tico Tico no Fuba(ティコティコノフバー) / Zequinha de Abreu (2021/01/28)
【 Joscho Stephan 】
アコースティックギタリス”Joscho Stephan”さんとクラッシックギタリスト”Nadia Kossinskaja”さんのギターデュオです。
- Tico Tico no Fubá // Joscho Stephan feat. Nadia Kossinskaja (2024/11/22)
【 Teresa Jiménez 】
フラメンコギタリスト”Teresa Jiménez”さんとクラッシックギタリスト”Rafael Aguirre”さんのギターデュオです。
- Tico Tico | Teresa Jiménez & Rafael Aguirre (2024/07/31)
【 Alexandra Whittingham 】
クラシックギタリスト”Alexandra Whittingham”さんとクラシックギタリスト”Rosie Bennet”さんによる4「4Hands」演奏です
- Tico Tico in an LA heatwave (2024/09/12)
「Tico Tico」は、時を超えてギタリストに愛され続けている名曲なのですね。素敵です♪

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